我が家の庭も梅雨入りしました
実家に帰ってきて、早くも半年ほど経ちました。持ち帰った大量のダンボールがまだ半数以上開梱していない状況を、徐々に着実に作業が進んでいるとみるか、あるいは弟夫婦曰く「遅々として進まず」とみるかは見解の分かれるところでありますが、どうにか此処が自分の住み家といった実感だけは感じられてきました。
実家は古い作りの木造の家なので、冬の寒さには参りました。暖房を付けた部屋から一歩出ると、そこは家の外と変わらぬほどの寒さで、家の中とはとても思えませんでした。父はよくこんな寒さの中で暮らしていたものだと思います。
それだけに、春の訪れはとても嬉しいことでした。一番感激したのは、クロッカスの花をみたときでした。この花は、私が小学生の頃、学校から球根をもらって植えたのですが、初めて植えた球根が、春になって庭に紫色の花を咲かせたときの感動を思い出しました。あれから○拾年、今だに春になると可憐な花を咲かせていたのを見たとき、私が初めて球根を植えた頃のことがよみがえってきて、実家に戻ってきたことを改めて実感しました。
しかし、良い事ばかりではなくて、余計な仕事も増えました。その筆頭が草むしり。今までマンション暮らしだったので、初春から初夏にかけての雑草の成長の速さには参りました。猫の額ほどのささやかな庭も、いざ草むしりをはじめると、還暦過ぎの老人(急に都合よく翁になる) にはなかなか応える重労働なのであります。
庭には両親が植えた草木の他に、私や弟が植えた「蝶」の食草、あるいはタラの木も植えられています。このタラの木は、弟がタラの芽の天ぷら用に山から移植したもので、すでに根元は丸太のように太いものもあって、毎年20個ほどの山菜の女王を天ぷらで食べることができます。
この鬼の棍棒のようなタラの木のトゲ! アンタッチャブル!
それにしても、こりゃ過剰防衛だろ!
名前のわからん百合なんかも咲いたりして…
近づくと違った風景が…
梅雨の花、ムラサキツユクサとか…
雨が降ったら降ったで、なんでもない草の葉の上にも、面白い世界があります。
ヤマトシジミの食草、カタバミも花を咲かせました。
今年は思いがけぬアルバイト「草むしり」のお駄賃として、どんな花が咲くのか楽しませてもらおうと思っています。
庭いじり大変すね(^^;; 私の実家には庭はありませんが冬の寒さはとても共感出来るものがあります。 建物の中とは思えんほど、おっそろしく寒いΣ(゚д゚lll) 頭皮が丸出しの!?親父なんか家の中で毛糸の帽子が手放せないのです(笑)
by とりおやぢ (2014-06-09 21:20)
とりおやぢさん、こんばんは
昔の木造家屋は、冬は寒く、夏は暑い、実にナチュラルな住み家ですねー! 今冬の寒さにはビビリました。
夏が来るのが今から恐ろしいです(^^;
by おっちゃん (2014-06-10 01:04)