高尾山
高尾山に行ってきました。近くに用事があったので、少し足を伸ばしただけだっ
たのですが、色づき始めたとの下調べはしておいたので、ちょっぴり期待も含めて
のことでした。あいにく、今にも泣き出しそうな天気。予報では晴れたち曇ったり
と言っていたのですが、残念ながら、予報はほとんど外れに近く、午前中から傘の
心配をしなくてはいけないほどでした。
駅前近くの駐車場に車を止め、少々歩きます。小さい頃は何度も電車で通った、
思い出深い、懐かしい道です。当時は、高尾山の山頂をオオムラサキが6匹、7匹
と群れをなして滑空していましたし、クモガタヒョウモンやウスバシロチョウなど
が、幼かった私の心を、息が苦しくなるほど興奮させてくれました。
京王線の高尾山口駅まで来たら、面白いものを見つけました。
写真で見てもなんら違和感のない光景。これ、皆精緻巧妙に描かれた「絵」なのです。
これは私の知らない間に出来た(と言っても何十年もきてなかったのだけれど) 、
トリックアート美術館の壁画でした。しかし、入館する余裕もないので、そのまま
通過……。
モミジは、それなりに色づいている木もありました。
しかし、一週間から10日ほど早い感じで、全く陽が刺さない曇天と相まって、撮影
には厳しい状況でした。
ケーブルカーの乗り場を横目に見ながら、ゆっくり登って行きます。ノタノタと
登ってゆく爺さん(って私?)を、若いカップルや、観光バスから降り立ったばかりと
いった、英語・韓国語の飛び交う集団が何組も追い抜いていきます。
「そんなに急いだら山頂まで持たないよ」と言いたいところですが、高尾山ごとき
若い頃はなんともないのを知っているので、尚更、老いの悲哀を味わいながら、とぼ
とぼと登る私なのでありました。
道中、眼についた「秋」 を撮ってゆきました。撮影のついでに休憩しているのか、
撮影のフリして休憩しているのか、いずれにしても、超スローテンポで、とても
幾度となく登山していた人間とは思えない体たらく。
ホオヅキというのは、そのままにしておくと葉脈だけが残って、こんな形になる
のを、初めて知りました。お洒落なランプといった感じです。
どの世界にも、せっかちな奴というか、先駆者というか……いるんですね。
お地蔵さん。どこのお地蔵さんも、赤が似合うのは何ででしょう?
益々空模様が怪しくなってきたので、急遽ケーブルカーで下山。では、突然
ですが、ここで問題!
ケーブルカーのすれ違いの場面です。私の乗っているケーブルカーは、右・左
どちらの線路を通ったでしょうか?
余計なおせっかいのヒント。
ケーブルカーっていうくらいだから、太いワイヤー(ケーブル)で引っ張り
上げられてるんですよね (^O^)
紅葉は何も真っ赤や真黄色だけがいい訳ではないですね。色付き始めた頃も
十分美しいことが分かった、懐かしい高尾山行でした。
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高尾山、自分も子供の頃に何度か行きました。学校やら子供会やら。子供会は自分が高学年の時に出来て初代会長(笑)だったんで大丈夫でしたが学校で行った時は自分の名のせいでからかわれたのを思い出しましたf(^^;
by とりおやぢ (2013-11-10 10:24)
とりおやぢさん、こんばんは
すぐにお返事したのですが、見返したら消えてました (^^;
なるほど、ここはとりおやぢさんの山でしたね。
急に冷え込んだから、今週はどこも紅葉が進んで、見頃でしょうね。
来週は勝負の週だから、出掛けるのなら今週かな。
by おっちゃん (2013-11-13 22:24)